文系学生の日記

普通の英文学科の学生の日記

スコットランドに留学する

 

 

 

留学する、というよりすでに留学中です。

 

9か月滞在予定なのですが、もうすでに1か月が経過しまして、こっちに来てからの日の経ち方の早さに驚いています。

 

イギリス、スコットランドの大学の授業を受けるにあたって、驚いたことはたくさんあるのですが、まず一つ目に実践的な授業が多いこと。

私がとっている授業はlectureとseminarの二つにスタイルが分かれていて、レクチャーが講義、セミナーが実習・ディスカッションのクラスとなっております。

私はスコットランド文学、演劇の授業、アカデミック英語の授業をとっていて、どれも実習クラスがあります。

演劇の授業は基本的に演劇を考察するので俳優のようなことはしないのですが、どうしても考察の過程で体を使って表現することもあります。日本ではこのように専門的に、実習も含めて演劇の授業を受けたことはなかったので、とても楽しい授業だとは感じます。しかしどうしても英語能力の問題で話し合いに参加できなかったりするのはどうにかしなくてはなと感じています。

スコットランド文学のディスカッションについても同じ悩みを抱えていて、このクラスの実習は完全にディスカッションのみで進むので、全く喋れず全然聞き取れないこともしばしばあります。というのも私の文学に対しての読み込みが足りない、その上、自分の考えをはっきりもつということが苦手な人間だと気が付いてしまったのは悲劇でした。自分がこの文学についてどのように考えるのか、シンプルに考えるのが難しくなってきてしまったような気がします。

このままでは本当にダメな留学になってしまいそうです。本当にどうにかしなくては。

 

と思っているだけの私ではないのです。

英語のスピーキング能力の低さを痛感した私は日本に留学したことのある、しかしまだ学習途中のイギリス人を捕まえ、今度お茶しに行く予定です。もちろん彼と会うのを習慣化できたら英語の上達にもつながりますし、普通にイギリス人のお友達できてうれしい。

そして自分の考えを持つ、ということに関しては、今まで難しく考えすぎてただけということに気が付いたのでとにかく簡単にシンプルに、論理的じゃなくてもいいから自分の感情を大事にしてあげるということを第一に、そして感じたことは言葉につづるように心がけていきたいと思います。

 

後悔したあとにどのように行動するかが大事ですよね。

 

頑張ってこの貴重な機会を無駄にしないように生きていきます。